新卒がとれなくて困っている企業は今こそ「未経験の」中途に目をむけるべきというはなし
昨今、新卒は超売り手市場なので新卒をとれない、そんな企業が多いと思います。
(特に中小企業。)
私からの提言ですが、そういう企業ほど、中途で未経験者を採用するのに力をいれるよう方針転換をはかるべきだと思います。
給料は新卒と同等でいいです。
ただし関連職種での未経験者であって、他職種での経験は必要です。
なぜか?
今新卒はめちゃめちゃ売り手市場です。
がんばって採用活動してなんとか新卒の子を雇えたとします。
でもその子のポテンシャルが高い確率ってどのくらいでしょうか。
残念ながらおそらくあまり高くないでしょう。
それにたいして、他職種での経験はあるけれども募集する職に関連する経験はない人。
こういう人は年齢が「高い」ほどポテンシャルが高い可能性が高いです。
なぜか?
年齢が高いほど、転職によって年収ダウンが大きくなるからです。
なぜなら転職後の仕事は新卒レベルの仕事なのですから。
また年齢が高いほど、その人の上司が年下になる確率が高くなります。
上司が年下になるのを好むひとは、たぶんあまり多くないでしょう。
それにもかかわらず、その人は未経験の分野への転職を希望している。
これって、
その人は一からはじめることをおそれていない。
その人はその分野でのびる自信がある。
ということではないでしょうか。
これを満たしている新卒を雇うのって、今の雇用状況ではたぶんすごく大変だと思います。
それにたいして中途の未経験者は、年齢が「高い」ほど大多数の企業が採用を敬遠する傾向があります。
「だからこそ」そこに採用を集中してみる、というのは非常に有効だとわたしは思うのですが、いかがでしょうか。
だれもがやってることをやっても、たぶんあなたは勝てません。
だれもがやっていないけど、「これはうまくいく」ということをためすことがこれからは重要なのではないでしょうか。
もし興味があればためしてみてください。
わたしの理想は、何歳からでもチェレンジできる社会ですので、こういう試みが増えてくれることを期待します。