cat on a train

目的はただ文章力をあげることだけ。そのために駄文を垂れ流す。

あなたが抱えている問題を解決したいなら色々な人と会おう

日本で生まれ、日本の学校に行き、日本の企業に就職した人の場合、たいていの場合、常に出会うのは同じ職場の同じ部署の人、あるいはよく関わる部署の人になると思う。ぼくもそうだったひとりだ。

 

そうだった、と書いたのは、割と最近ぼくは色々な人と会ったりするからだ。そして今のぼくはそれが結構楽しかったりする。

 

僕は大学卒業後初めて勤めた会社を約6年前に辞めている。その会社で勤めていたころに会っていた人は基本的にその会社に勤めていた人たちだ。年末年始に実家にかえったときに、同級生に会うことはあるが、会社と関係ない人と会うことはそれくらいだった。

 

ずっと同じメンバーとだけ関わっていると、たしかに楽しい。ここちよい。でも問題もある。それに気づいたのは、その会社を辞めたあとだった。

 

その気づいた問題は何だったかというと、ずっと同じ人としか関わっていないと、自然と自分の中での常識がその関わる人たちの中での常識に書きかえられる、ということである。こういうことをするときには、こうするのが当たり前だ、とその会社で働いていたころに思っていたことは、会社を辞めてから一ヶ月ほど後に、その常識は思い込みであったと実感することになった。一ヶ月経って会社との距離感がそれなりにできたことで、客観的に見れるようになったのだろう。

 

これは、別に会社を辞めなくても達成できた。単に自分の中でその会社が自分の世界の全てと錯覚していたことが問題だった。

 

だから、色々な人とあった方がいい、と今のぼくは思っている。そうすることによって、今のあなたの「世界」は実は非常にちっぽけな「村」だと気づくことができる。

 

たしかに、周りに自分の知らない人がたくさんいる場所に出向くのは、そんなに気持ちのいいものじゃあない。でも、これってけっこう「慣れ」の問題だったりして、最初の一回目は結構しんどいのだけれども、ずっとやってると慣れてくる。

 

自分がしている仕事がたとえば僕のようなプログラマなら、たとえばマーケティングをしている人と関わってみたり、料理人と関わってみたり。あるいは外国からの旅行客と話してみるのもいいと思う。まったく違う世界の人と少し深い話をしてみると、ああ、そういう考え方もあるんだなと、自分の視野が狭かったことにきづけるはずだ。

 

そしてそれにより今抱えている問題をもっと多角的にみれるようになり、斬新な解決策も浮かんでくる。ぼくもいろいろな人から話をきいて、問題の解決作のヒントをいつももらっている。

 

だから、色々な人と会ってみよう。けっこう楽しいよ。